イタリア 散歩de探訪 その六
はかせ:ひゃー、かわゆい屋根がズラーリ。おとぎの国ぢゃのー。
じょーしゅーくん、あそぼー♪なんちゃっ・・・・
助手:いいよ、はかちゃん!
はかせ:だ、誰がはかちゃんぢゃ!ちゃんと博士と呼びなっつーの!失礼な(笑)
さて、このトゥルッリという三角錐屋根が特徴的な街「アルベロベッロ」は
世界遺産にも登録されてる、
建築的にも面白い住居なんぢゃ。
助手:そーなんですかぁ?瓦礫を積み上げただけの建物に見えますけどねー・・・。
はかせ:そのとおーり!
助手:?
はかせ:トゥルッリ住居はもともと、15世紀から17世紀この地に住み着いた
農奴が作った家なのぢゃ。
その当時、農奴は家を持ってはいかんという法律になっておったから、
皇帝や役人に見つからぬよう、農奴は瓦礫を積み上げ、
「役人が来たら壊しやすい家」を建てたってワケ。
それがトゥルッリ住居の特徴であり、
世界的にも珍しい石積み屋根の建築技術となっているのだ。
助手:やるぢゃん、はかちゃん!博学だねー。
はかせ:誰が、はかちゃんぢゃ!!!
アルベロベッロ
(語源はイタリア語で「美しい木」)
バーリ駅から単線で1時間
トゥルッリの屋根には、魚や鳥、
ラテンの文字が描かれており
祈祷の意がある。
ホテルとして利用可の
トゥルッリ住居あり。←オススメ